コザ高校同窓会ホームページ構成提案書
- WordPressによる情報発信・交流基盤の構築案 -
2026年8月9日
同窓会理事 野原 朝国
1. 提案の目的
「同窓会活動提案書(2026年8月1日案)」で整理された5つの柱(広報・情報発信、交流機会の創出、学校との連携、記録・アーカイブ、運営体制の整備)を、実際にWordPressで構築するホームページの構成に落とし込む。
本提案では、特に以下4点を設計の軸とする。
- 周年事業ごとにご寄付をいただいた卒業生への感謝を、具体的な報告とともに継続的に発信する
- 同窓生同士の情報共有を通じて、各自の事業・活動の発展につながる場をつくる
- 会長が理事会を介さず、自らのタイミングでメッセージを発信できる仕組みとする
- 各記事について、当事者(会長・各期キーマン・恩師・卒業生本人)が直接コメントや記事をアップロードできる、投稿権限を分散した運用とする
2. ターゲット読者と設計方針
想定読者は「卒業生」「在校生」「PTA会員」の3層とし、層ごとに見せる情報の粒度を変える。
- 卒業生:同期会・交流会情報、事業紹介、寄付への感謝報告、会員限定の名簿・期別ネットワーク
- 在校生:橘塾(職業紹介セミナー)、学内ツアー、卒業生の活躍紹介(キャリアの参考情報として)
- PTA会員:学校との連携企画、周年記念誌・施設利用の報告、寄付の使途に関する情報
全ページに共通する考え方として、「同窓会事務局が一方的に発信する」のではなく、「当事者本人が投稿し、事務局・広報担当が公開を承認する」運用をWordPressの権限設計で実現する(詳細は4章)。
3. サイトマップ(ページ構成一覧)
提案書の5つの柱に対応させ、以下の構成とする。
| メニュー | ページ/機能 | 概要 | 主な閲覧対象 | 投稿・更新者 |
| ホーム | トップページ | 新着お知らせ・イベント・会長メッセージの最新記事をまとめて表示 | 全員 | 広報担当(編集者) |
| 会長メッセージ | 会長ブログ | 会長が随時、就任挨拶・年頭挨拶・所感などを直接投稿 | 全員 | 会長本人(投稿者権限) |
| お知らせ・イベント | 部活動/同期会イベント一覧 | 部活イベント・同期会情報をカレンダー形式で公開 | 卒業生・在校生 | 各期・各部の担当者(寄稿者) |
| お知らせ・イベント | 交流会情報 | ゴルフ・グラウンドゴルフ等の交流会案内と参加募集 | 卒業生 | 交流会担当理事 |
| お知らせ・イベント | 学内ツアー・見学プログラム | 在校生案内による学内ツアーの日程・申込 | 卒業生・PTA | 学校連携担当 |
| 同窓生広場 | 卒業生の活躍/OB新聞 | 同窓生の近況・受賞・メディア掲載などを紹介 | 卒業生・在校生 | 本人または広報担当 |
| 同窓生広場 | 事業・得意分野紹介 | 同窓生自身が事業内容や得意分野・趣味を自己紹介・更新 | 卒業生 | 本人(寄稿者、承認制) |
| 同窓生広場 | キーマン・期別ネットワーク | 各期のキーマンが期ごとの情報を集約・発信する掲示板 | 卒業生(会員限定) | 各期キーマン(投稿者) |
| 学校との連携 | 橘塾(職業紹介セミナー) | 卒業生による在校生向け職業紹介セミナーの案内・報告 | 在校生・PTA・卒業生 | 学校連携担当 |
| 学校との連携 | 恩師からのメッセージ | 恩師のコメント・近況を本人または家族が投稿 | 卒業生 | 恩師本人/代理投稿 |
| 寄付・ご支援 | ご寄付への感謝 | 周年事業ごとの寄付実績・使途報告・お礼メッセージ | 卒業生 | 会計・広報担当 |
| 寄付・ご支援 | 施設利用の声 | 周年事業で整備した施設についての感想・写真投稿 | 卒業生・在校生 | 投稿者本人(寄稿者) |
| アーカイブ | 文芸誌「緑が丘」 | 6期生発行の文芸誌のスキャン・目次・発掘状況を掲載 | 卒業生 | アーカイブ担当 |
| アーカイブ | 沖縄市よもやま話 | 沖縄市にまつわるエピソードを募集・蓄積する歴史アーカイブ | 全員 | 投稿は誰でも可(寄稿者、承認制) |
| アーカイブ | 周年記念誌バックナンバー | 過去の周年記念誌をPDFで公開 | 卒業生 | アーカイブ担当 |
| 会報(Web版) | 同窓会誌・会報 | 会則に定める会報をWeb版として定期発行 | 全員 | 編集委員(編集者) |
| 会員専用ページ | 名簿検索・期別掲示板 | ログイン会員のみ閲覧可能な名簿検索・連絡機能 | 卒業生(会員登録者) | 名簿担当・本人 |
| 同窓会について | 会則・役員紹介・お問い合わせ | 組織情報と各種問い合わせフォーム | 全員 | 事務局 |
4. WordPress運用設計(権限とコメント/投稿フロー)
4-1. ユーザー権限の割り当て
会長・各期キーマン・恩師など「当事者本人が発信者」となる仕組みを実現するため、WordPress標準の権限を次のように割り当てる。
| WordPress権限 | 想定する担当者 | できること |
| 管理者(Administrator) | 同窓会事務局・システム担当理事 | サイト全体の設定、ユーザー管理、プラグイン管理 |
| 編集者(Editor) | 広報担当理事、会報編集委員 | 全ページ・全記事の作成・編集・公開、他ユーザー投稿の承認 |
| 投稿者(Author) | 会長、各期キーマン、学校連携担当 | 自分の投稿の作成・編集・公開(承認なしで即時公開可) |
| 寄稿者(Contributor) | 一般の同窓生・恩師・在校生(保護者経由) | 記事・コメントを投稿できるが、公開には編集者の承認が必要 |
| 購読者(Subscriber) | 会員登録した卒業生 | 会員限定ページ(名簿・期別掲示板)の閲覧が可能 |
4-2. 記事投稿・コメントの流れ
- 会長・キーマン等(投稿者権限):ログイン後、自分の担当ページで記事を作成し即時公開できる
- 一般の同窓生・恩師(寄稿者権限、またはログイン不要の投稿フォーム):記事案・コメントを送信し、広報担当(編集者)が内容確認のうえ公開する
- 各記事には本人または関係者がコメントを残せる機能を標準で有効化し、寄付への感謝コメントや近況報告のやり取りができるようにする
- 会員限定ページ(名簿・期別掲示板)は購読者権限以上でログインした卒業生のみ閲覧可能とする
5. 主な必要プラグイン・機能
| 目的 | 想定プラグイン・機能 | 備考 |
| 会員限定コンテンツ | Members / Restrict Content Pro | 名簿・キーマン掲示板など会員限定ページの閲覧制限に使用 |
| 投稿者からの記事投稿 | User Submitted Posts / WPForms(投稿フォーム連携) | 同窓生本人がログインなしでも記事案を投稿→承認後公開 |
| イベントカレンダー | The Events Calendar | 部活動・同期会・交流会・学内ツアーの日程を一元管理 |
| 会員同士の交流 | bbPress/BuddyPress | 期別掲示板やキーマンネットワークのコミュニティ機能 |
| お問い合わせ・申込 | Contact Form 7 / WPForms | お問い合わせ、イベント参加申込、寄付お礼の受付フォーム |
| 寄付管理(将来拡張) | GiveWP | オンライン寄付受付と使途報告の連携(将来的な拡張) |
| スパム・迷惑投稿対策 | Akismet | 寄稿者からの投稿・コメントのスパムフィルタリング |
| バックアップ・保守 | UpdraftPlus | 定期バックアップとサイト移行の安全性確保 |
| 検索・回遊性向上 | Yoast SEO | 記事の検索性向上、卒業生が過去記事を見つけやすくする |
6. 段階的な公開スケジュール(提案書の柱との対応)
提案書「4. 今後の進め方」にある『優先度の高い施策から着手する』方針に沿い、次の順序での段階公開を提案する。
| フェーズ | 対応する柱(提案書) | 主な公開機能 |
| フェーズ1(基盤構築) | 柱1:広報・情報発信 / 柱5:運営体制 | トップページ、会長メッセージ、お知らせ、会報Web版、お問い合わせ |
| フェーズ2(交流促進) | 柱2:交流機会の創出 | イベントカレンダー、事業・得意分野紹介、キーマンネットワーク |
| フェーズ3(学校連携) | 柱3:学校との連携 | 橘塾案内、学内ツアー・見学プログラム、恩師メッセージ |
| フェーズ4(記録整備) | 柱4:記録・アーカイブ | 文芸誌「緑が丘」、沖縄市よもやま話、周年記念誌バックナンバー |
| フェーズ5(会員機能拡充) | 柱5:運営体制の整備 | 会員ログイン、名簿検索、寄付実績・使途の詳細レポート |
7. 寄付への感謝を伝える仕組み(重点ポイント)
80周年記念事業をはじめ、周年事業のたびに寄付をお願いしてきた経緯を踏まえ、「寄付・ご支援」ページを単なる募金案内ではなく、感謝と成果報告の場として設計する。
- 周年事業ごとの寄付実績・使途を具体的な数字と写真で報告する
- 寄付によって整備された施設を利用した卒業生・在校生の「声」を随時追加できるようにする
- 会長メッセージと連動し、節目ごとに会長自身が直接お礼の言葉を発信できるようにする
8. 今後の進め方(案)
- 本構成案を理事会にてご確認いただき、優先ページ・機能の絞り込みを行う
- フェーズ1の範囲でWordPressサイトを構築し、Web版会報から発行を再開する
- 広報担当・各期キーマン・学校連携担当など、投稿権限を持つ担当者を選任する
- 会員登録(購読者権限の付与)の運用方法を、名簿担当と調整のうえ整備する
